goodschooldays’s blog

発達障害があるために学校や日常生活で困っている子ども達を応援するための親の会です。 らっこの会 (東村山 困っている子ども達を応援する親の会)

「高尾の森わくわくビレッジ」で夏の1日を満喫しましたよ!




8月23日に「らっこの会」毎年恒例の夏のレクリエーションを開催しました。


地域の方や学生さんがボランティアとして参加してくださり、総勢36名で「高尾の森わくわくビレッジ」へ向かいました。親同士は定期的に顔を合わせますが、数カ月ぶりに会った子ども達はみんなそれぞれに成長していて、「背が伸びたねえ」「なんだかシュッとしたんじゃない?」といった声があちこちで聞かれました。


まずは、野外のバーベキューコーナーへ。例年バーベキューでしたが、今年はナンとカレー作りに初挑戦。スタッフのお兄さんから作り方を教わり、まずはナンの生地をこねるところから始めました。みんな力をこめて生地をこねこね。やっているうちに、どんどん手つきがさまになっていきます。


触覚過敏で生地をさわれない子達も、カレー作りには最後まで参加しました。かまどの薪に火をつけ、具材を炒めてトマトソースやスパイスで味付け。火の番をする子、鍋をかき混ぜる子、ひとりひとりが活躍しました。


カレーができたら、ナンの生地を平べったくのばして焼きます。4班に分かれて調理しましたが、どの班もおいしいナンとカレーが完成しました。おなかいっぱい食べたあとは、協力して後片付け。スタッフのお兄さんのチェックにも一度で合格しました。


カレー作りは終始スタッフの口頭の指示だけで進められましたが、どの子も集中して静かに話を聞き、指示通り作業が出来ました。


デザートはスイカ割り。低学年から順番に並んで、木の棒かプラスチックのバットでスイカを叩きます。ところが、低学年が叩き終わるころには、既にひびが入ってしまったスイカ。木の棒でかっこよく決めたかった高学年の子たちですが、スイカがぐちゃぐちゃにならないよう、やわらかいプラスチックのバットで我慢してくれました。


その後は、それぞれの興味に合わせ、「キャンドル作り班」、「超紙ヒコーキ作り班」、「ムシムシ発見班」に分かれて活動しました。「キャンドル班」ではかわいい動物型のキャンドルが出来上がりました。「超紙ヒコーキ作り班」では、「超」とつくだけあって、建物の2階3階より高く飛ぶヒコーキが完成し、みんなで飛ばして遊びました。「ムシムシ発見班」は、ビレッジ内の虫をつかまえ、観察して図鑑を作り、リリースするまでがプログラム。どの班も、大人も子どもも一緒に楽しみました。


プログラム盛り沢山で、少し忙しかった今回の夏レクでしたが、ケガをすることなく無事に終えました。参加したらっこキッズ達は、独自のこだわりや、思い通りにならないことでイライラする場面もありましたが、ボランティアの皆さんや保護者の声かけで気分を変えることができました。また、そんな友達を待つこともできました。どちらも素晴らしい!


学校が始まると思い通りにならないことばかりですが、この日はボランティアのみなさんに温かく見守られ、子ども達だけでなく、保護者達も笑顔溢れる良い時間を過ごすことが出来ました。ご協力くださいました皆様、どうもありがとうございました。また来年を楽しみに、親も子も自分のペースを大切にしながら、これからも頑張ろうと思えた1日になりました。




担当:MS、YO、TS