goodschooldays’s blog

発達障害があるために学校や日常生活で困っている子ども達を応援するための親の会です。 らっこの会 (東村山 困っている子ども達を応援する親の会)

一見一聴の価値大! 「視るってどういうこと?」 増本利信先生による学習会

練馬区の親の会「I am OKの会」主催の

「視るってどういうこと?」

と題したビジョントレーニング学習会に参加しました。

講師は以前、このブログでもご紹介しました
長崎県佐々町立口石小学校ビジョントレーニングインストラクターの

増本利信先生!
http://www.denzuba.com/


以前の記事はこちら→ http://d.hatena.ne.jp/goodschooldays/20110525/1306339375



今回の学習会でも前回同様、視覚の働きや役割を、実例を交えながらわかり易く説明してくださいました。ほんの一部ですがご紹介します。



* 眼球運動(に問題がある場合)

視線を上手く動かす事やコントロールする事が難しく、特に読み、文字を眼で追う事に苦手さが現れる。


* 図と地の弁別(に問題がある場合)

注視すべき部分とそうでない部分を区別して見ることが難しい。
特に漢字の学習ではどの線どの線が繋がっているのかが分かりにくく、構成が理解出来ないのでなかなか覚えられない。


* 目と手の協応(に問題がある場合)
 
眼で捉えた形や位置を手と連動させる事。これに問題があると書字、運筆に困難を示す。

等々。。。



そしてこれらに対して有効なトレーニングを映像とともに沢山見せて頂きました。
増本先生のトレーニングを受ける事が出来た子供達が本当に羨ましい限りでしたが、先生の説明にもあったように、視覚の機能をよく理解する事により日常生活でも取り入れられるトレーニングは沢山あると気付かされました。

例えば…(娘はピアノを習っているので)ピアノを弾く動作は「目と手の協応」「眼球運動」のトレーニングに、読譜では「図と地の弁別」のトレーニングになってるかも とか…
ボール遊びや、ゲームセンターによくある「エアホッケー」はまさしくビジョントレーニングそのものかも、とか。

ビジョントレーニングを難しく捉えずに家庭でも取り入れられる方法を考えゆきたいです(^-^) 。


担当:みっちー&つっちー