goodschooldays’s blog

発達障害があるために学校や日常生活で困っている子ども達を応援するための親の会です。 らっこの会 (東村山 困っている子ども達を応援する親の会)

小平市KASAの皆さんと交流会

2月5日(木)月例会を開催しました。


今月はスペシャル企画♪
小平市を中心に活動されている、KASA(小平自閉症を考える会)のメンバーお2人をゲストにお招きしました。当日はあいにくの雪でしたが、予定通りにお越しくださりありがたかったです。


KASAは親の会としては私達より活動期間が長く経験豊富な大先輩が多く、お話を伺う度に感心したり、勉強になることばかりです。毎回、らっこの会の講演会にも足を運んでくださる実に心強い先輩方です。


それぞれのお子さんたちのエピソードを伺う中で、辛い話が続きます。皆、他人事ではありません。いまだに驚いたり、失礼ながら笑うしかない状況でしたが…それでもやはり良いものです、フリートーク♪共感の嵐が吹き荒れます! 切なくも心地よい嵐!


自立に向けた試行錯誤の話も尽きません。トークが可視化されているLINEの画面がSSTになっているというのは頷けました。(保護者のトークを見るだけでもOK。)これはどんなお子さんにも有効なツールですね。


もちろん、ネットトラブルに十分気を付けなくてはならないことは言うまでもありません。あるメンバーのお子さんが、自分の特性を知った上で冷静に言ったそうです。
「僕がLINEをやっていたら、確実にトラブルの中心にいたよ。」


お話を伺ってみて、セールスや宗教の対応も試してみたいと思いました。人とコミュニケーションをとりづらい子、周りの空気がよみづらい子には、「大人になれば自然と分かるだろう」が通用しませんよね。


大学生の娘さんの話。
手袋を片方落としてしまいます。彼氏とおそろいの大事な手袋…。
きっと電車だわ…落とし物係に電話しなくっちゃ!
彼女は大学生になった今も電話が大の苦手。
でも、出来たんです!自分で落とし物係に電話できた…と。
その子の特徴を理解した上で人生を共に歩いてくれる人が現れたらどんなに幸せでしょう。
母達はそんなことを遠く夢見ています。


次回はKASAさんに再びご協力をお願いして、進路相談会を予定しています。
(この相談会は会員限定とさせて頂きます。)



今後も、他の地域の親の会の皆さんとの横のつながりを大切にしてゆきたいと実感した交流会でした。


担当 M&K