goodschooldays’s blog

発達障害があるために学校や日常生活で困っている子ども達を応援するための親の会です。 らっこの会 (東村山 困っている子ども達を応援する親の会)

障害者週間・第31回福祉のつどい 「発達障害疑似体験」

12月2日から7日まで2カ所の会場(中央公民館、サンパルネ2階コンベンションホール)で、市内の施設、作業所、福祉団体、市民団体による作品販売や展示、カフェ、デモンストレーションなど盛りだくさんの「福祉のつどい」が開催されました。

主催は障害者週間・福祉のつどい実行委員会、協賛が東村山市/東村山市福祉協議会です。

「らっこの会」は発達障害疑似体験のコーナーを担当しました。

小学生からご高齢の方々まで幅広い年齢層、そして特別支援学校の指導員、成人当事者、就労移行支援委員、保護者など多様な立場の方々が集まってくださり、軍手をはめての折り紙を体験されました。

やる気がないわけではないのに、脳と手がうまく連動しない状態を体感したことで、発達障害のある人達の困り感を想像して頂けたようです。中には、こんなに大変な思いをしていたなんて、、、と涙ぐまれる方もいらっしゃり、そのように共感性の高い方々に参加して頂けて、らっこの会のメンバーも逆に勉強になったり励まされたり、双方向の交流の場にもなりました。

そして体験して頂くだけでなく、ならばどうしたら良いのだろうか?ということも一緒に考えて頂きました。

せかされない環境で
自分のペースで
大きな紙を使って
事前に練習をして
お手本を見ながら

など、工夫出来ることが色々あるということも確認出来ました。


「つどい」には「らっこの会」の子ども達も参加し、陶芸体験をしたり、手話を教えて頂いたりしました。陶芸は2か月後に仕上がった作品を手にできるそうで、これは楽しみです。手話を教えて頂いた男の子は「手話かっこいい!」と感じたそうですが、手話をかっこいい!と感じる感性こそがかっこいいですよね。素晴らしい感性を持っている子だと思います。別の子は手話で「電車が発車します」と表現出来るようになったとか!子ども達の吸収力は素晴らしいです。


ご来場の皆様、そしてブースの設置や準備などでお世話になりました関係者の皆様方、どうもありがとうございました。「らっこの会」としては初めての参加でしたが、メンバーにとっても振り返りや新たな気づきの場になりました。