goodschooldays’s blog

発達障害があるために学校や日常生活で困っている子ども達を応援するための親の会です。 らっこの会 (東村山 困っている子ども達を応援する親の会)

特別支援教育支援員(学習支援員LSA)」講座 2011年2月18日(金)

NPO EDGE主催、星槎教育研究所共催による特別支援教育支援員(学習支援員LSA=Learning Support Assistant)学習プログラムの講座について報告します。

本来は記念講演を含めて30コマの講義で構成されている講座ですが、その中から、

NLPメディックスジャパンの村松 智美先生による
「カウンセリングマインド 先生・学校保護者との関わり方」の講座を選んで受講しました。

まず、信頼関係をつくるための実習をやってみましょうということで、周りの受講者の方々と2、3人のグループになって、最初に教えていただいた技法を使ってコミュニケーションをとる練習をするのですが、たまたま同じグループになった受講者の皆さんが、自分と似たような立場の保護者で、お互い話の内容に気を取られて、ついつい話に聞き入ってしまったり、共感を覚えて盛り上がってしまったり、せっかく教えて頂いた「技法」を試すという目的がどこかへ吹っ飛んでしまう場面もありました。が、実際、教育現場に支援に入って信頼関係を作るときに「ここんとこ、押さえとこ!」という技法や心得がいろいろあることを学びました。


コミュニケーションを、言葉のキャッチボールと捉えた場合、

「相手が受け取りやすいボールを投げる」

というアドバイスがありましたが、これが、簡単そうで、簡単ではない。
というのは、まず、相手が受け取りやすいと感じるボールはどんなボールだ?ということを知らなくてはならないわけで、つまり、相手が先生の場合でも、保護者の場合でも、児童・生徒の場合でも、まず相手の立場や事情を理解しようとすることが大事、という当たり前といえば当たり前だけれど忘れがちなことを絶対に忘れてはならないのですね。


あなたが保護者である場合、
「保護者というリソースが支援員として校内にいる」という意識を忘れてはいけない。


私は保護者として校内にいるのではなく、支援員として校内にいるのだと意識すること、これが大事である。これも、当たり前といえば当たり前のことですが、自分の中できちんとスイッチを入れましょうということですね。


いつか、村松先生の「不登校」をテーマにした講座があれば是非参加してみたいと思いました。はつらつとして暖かく、切れの良い村松先生の講座、とても良かったです。